遅ればせながら、チューブレスレディ化を行いました。チューブレスレディ化を志してから、もうかれこれ5年以上が経ちます(激汗)。
フロント29インチ化は、120mmストローク・ブースト仕様のフォークを入手するまでは見送ることにして、前後27.5インチで最も良さげだった下記の組み合わせで、チューブレスレディ化することにしました。
F:27.5 MAXXIS IKON 2.35
R:27.5 MAXXIS ARDENT RACE 2.6
これまで履いていた、前後2.25幅よりも太くしたかったため、チューブレスレディ化で、その分の重量アップを相殺するようなイメージです。ざっくり重量記載すると下記のようになります。
タイヤ
- 2.25
- 2.35:△100g
- 2.6:△150g
チューブ
- 〜2.4:150g
- 2.4〜:200g
シーラント
- 50g
つまり、2.25チューブありと、2.35および2.6チューブレスレディとの相対重量比較は、次のようになります。
- 2.25チューブド:0 + 150 = 150g
- 2.35チューブド:100 + 150 = 250g
- 2.60チューブド:150 + 200 = 350g
- 2.25チューブレスレディ:0 + 50 = 50g
- 2.35チューブレスレディ:100 + 50 = 150g
- 2.60チューブレスレディ:150 + 50 = 200g
すなわち、2.25から2.35に太くする場合、チューブドであれば、単純にタイヤの重量差100gの重量アップになりますが、チューブレスであれば、重量アップなしで太くできます。
また、2.60にする場合は、チューブドであれば、チューブも重くなるため、200gの重量アップとなりますが、チューブレスならば、50gの増加のみで済みます。
結果、体感上の重量差を感じることなく、より安定感のある太いタイヤを履かせることができました。
また、チューブレスのためのビードアップ作業については、シュワルベ純正のタイヤブースターを使用しました。
太いタイヤでもビートが上がるか心配でしたが、容量的には十分で、ポイントはビードに石鹸水を塗ることでしょうか。いろいろコツはありますが、石鹸水が一番効果的です。
ちなみに私は、手元にあったマジックリンの泡の霧吹きタイプを使いました。チューブドで何日か運用したタイヤならば、ビード上げに成功する確率はかなり高いですが、新品の場合はコンプレッサーでない場合は、石鹸水が必要でしょう。
チューブレスレディの感想としては、やはり軽くなったことでしょうか。50gだとあまり気にならないかもしれませんが、回転の外周部であるタイヤで100gというのは、鈍感な私でも体感で分かりました。お勧めです。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。